ブックタイトルザイエンス景観・公園施設カタログ1214版

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ザイエンス景観・公園施設カタログ1214版

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ザイエンス景観・公園施設カタログ1214版

資料DATA遊具の安全を確保するために製造フロー・保証制度・メンテナンス木材劣化診断・保険・SP表示認定企業遊具の安全確保・NETIS・合法木材・エコマーク塗装・防錆処理・屋根・柱使用材料・部品適切なリスク管理とハザードの除去を行います。ザイエンスでは物的ハザードの回避のために、「遊具の安全に関する規準JPFA-S:2008 (※)」子どもは、遊びの中で様々な冒険や挑戦をすることによって、精神的、肉体的に成長していきます。冒険や挑戦は遊びの価値の一つですが、同時に危険性を内在しています。その危険性は、「リスク」と「ハザード」に分かれます。遊具の安全性を確保するために欠かせないこと、それは遊びの価値を尊重するためのリスクを適切に管理し、ハザードを除去することです。「リスク」は、子どもが予測、判断、対処ができる危険性のことです。リスクは、子どもの冒険や挑戦する心や身体をつくり、その対応を行うことによって、危険を回避する能力を育みます。「ハザード」は、子どもが予測、判断、対処ができない危険性のことです。ハザードは、遊びの価値とは関係ないところで、事故につながるおそれのある危険性です。ハザードは「物的ハザード」と「人的ハザード」に分けられます。「物的ハザード」遊具のレイアウト、形状、構造、維持管理の不備による危険性「人的ハザード」利用者である子どもの不適切な行動や遊具使用方法、服装や持ち物といったものに起因する危険性に基づいて、遊具の設計・製造・販売・施工・点検・修繕を行います。人的ハザードの回避のために、利用者が正しい使い方や遊びのマナーを示す遊具安全利用表示を推奨しています。各種遊具安全利用表示▲年齢表示シール▲遊具種類別(3大)注意シール▲遊び場安全サイン安全領域の確保と動線交差の防止に配慮した遊具のレイアウトが必要です。遊具の周りには、子ども達が安全に遊ぶための安全領域が必要です。この安全領域がお互い重なり合わないように遊具を設置しなければなりません。また、子ども達の遊び動線、特に速度の出る遊具同士の動線の交差は衝突などの事故へとつながりますので、絶対に避けなくてはなりません。安全領域の確保や動線交差の防止は遊具のレイアウトによる大切なハザード除去です。遊具設置の計画の際にはご配慮ください。▼避けるべき動線交差揺動系遊具と他の遊具滑降系遊具と他の遊具滑走系遊具と他の遊具180018001800※やむをえず、動線交差の恐れのある箇所が発生した場合には境界柵の設置などの対策を行う必要があります。2000▲安全領域240資料※「遊具の安全に関する規準JPFA-SP-S:2014」への改定、運用開始後は、こちらに準拠して行います。